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Macのプロキシ設定をすると、様々な通信プロトコルやサービスからプロキシを利用する許可を求められる。
macOSのMontereyにアップデートしたことが原因か、M1 Macbook Proの新製品が影響しているのかは定かではないが、「nsurlsessiond」というサービスについてのプロキシ許可設定がうまくいかない場面に遭遇した。
そこでうまく許可する方法が判明したのでこの記事で共有する。
目次
対応手順
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- 「キーチェーンアクセス」のアプリを開く。
- 「システムキーチェーン」もしくは「デフォルトキーチェーン」のログインに存在するプロキシ情報をダブルクリックする。
- 「アクセス制御」タブを開く。
▲サンプルでlocalhostの情報を開いている。この画面で、プロキシのアクセスを許可したりといった操作が可能だ。
- 左下にある「+」ボタンを開き、nsurlsessiondを追加して「変更内容を保存」ボタンを押す。
※ちなみにnsurlsessiondは「/usr/libexec/nsurlsessiond」にある。 - 作業完了
補足:簡単にnsurlsessiondを探す方法
先程紹介した手順で、「+」ボタンから「nsurlsessiond」を追加すると紹介したが、この画面からfinder経由でnsurlsessiondを探すのは少し面倒。
そこで下記の手順をおすすめする。
- Spotlight検索を開き、「/usr/libexec/」と入力する。
- 表示されたフォルダーのアイコンを選択する。
- 実際にnsurlsessiondが見つかるので、デスクトップにショートカットを作成する。
- 先程のプロキシ設定画面に戻り、アクセスを許可するサービスの追加で先程作成したショートカットを選択する。
これにより、簡単にnsurlsessiondの追加が可能だ。
まとめ
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本記事では、「nsurlsessiond」に対してプロキシのアクセス許可を行う手順を紹介した。
他にもMacについてプロキシのエラーが出る際の対処法も下記の記事で紹介しているので、合わせて参考にしてほしい。
※下記の手順を行っても、nsurlsessiondのエラーは表示されるので注意。
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