Mac・Apple

【ARM版Windowsについて】M1 MacにParallels Desktopを入れた時にインストールされるARM版Windowsってなに?

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最近いたるところで「ARM版Windows」という言葉を耳にする。一言でいえばARMとはx86と反対に位置するCPUが使う命令セットアーキテクチャなのだが、本記事ではそこまで深堀りしない。

本記事ではM1 Macで動くWindowsってどの程度実用的なのか、どういったメリット・デメリットがあるのかという点に絞って解説していく。

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また、前の記事にてM1 MacにWindowsをインストールする手法について解説しているので気になる方は下の記事を参照してほしい。

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M1 MacはWindowsが使えないって本当?噂の真意を調査してみた 僕は昔からWindows機だったりMacを使ったりと様々なOSがインストールされたパソコンをこれまで使用してきた。しかし、ネ...
念の為本記事でもおさらいとして記載しているので、確認したい方はここをクリック

 

MacでWindowsで扱う方法

そもそもMacにWindowsをインストールする手法としてこれまでどのような手段があったのかを考えてみる。

僕が知る限り大多数の方は下記のような方法でMacにWindowsをインストールしていたのではないだろうか。

  • Boot Camp
  • Parallels Desktop

それぞれについて順に説明していく。

M1 MacにWindowsをインストールする手法 | Parallels Desktop

Boot Campのデメリットだった2つのOSを同時に起動できないという点を解消したのがこのアプリケーション。なんとMacのアプリケーション上でWindowsが起動するというもの。

アプリケーション上でWindows動作するから、アプリを切り替えるようにWindowsとMacを行き来する事ができる。

Parallels Desktopのメリット・デメリット

上述したように、Parallels Desktop最大のメリットはアプリケーション上でWindowsが動作することだ。

Parallels Desktopのデメリットはやはり値段と設定の難易度。値段は買い切りの場合執筆日(2021/08/02)時点で9,818円。しかし買い切りの場合無償アップデートを受けることができない。

無償アップデートを受けることができる手法としては、今流行りのサブスクリプション(毎月課金)なのだが、これが年単位で8,345円となっている。開発者などMacとWindowsを使う必要がある人にとってはすぐに元をとれる値段かもしれないが、そもそもWindowsをインストールする場合WindowsのOSも購入する必要があるため、安価とは言えない。

M1 MacはAndroid Studioを実行した際にも不具合が

一部の開発者にしか伝わらないかもしれないが、M1 MacbookでAndroid Studioを実行しようとすると、そのままの環境では実行ができない。その際の対処法は下記記事にて紹介しているのでぜひチェックしてみてほしい。

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M1 MacでJavaとAndroid Studioを利用するまでの手順(エラーの対応方法も) 賛否両論あるが昔からアプリ開発をするにはMacが良いとされてきた。Macの方がいいのではないか、という意見側の根拠としてはや...

M1 MacでParallels Desktop 16 for Macを使うことでインストールが可能

なんと、Parallels Desktopによる素早い対応でM1 MacbookにParallels Desktop 16 for Macをインストールすることにより、Windowsのインストールが可能となった。

しかし、1つだけ注意点がある。技術的説明は省くがこのWindows上で動作するアプリケーションは32bit版のアプリと、一部のストアアプリのみという制限がある

そこにさえ注意すれば、M1 MacbookにてWindowsを利用することが可能だ。

ARM版Windowsの仕様

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上述したように、M1 MacbookにParallels Desktop 16 for Macをインストールすることにより、インストールされるWindowsこそが今回紹介するARM版Windowsなのだ。

もともとはスマホに利用するCPU向けに利用されていた言語なだけに、スリープ時の消費電力を低下させる機能や、セルラー回線(Wi-Fiじゃない通信)による常時接続に特化している。

これによりM1 Macbookの充電持ちが実現されており、M1 Macbookとの親和性については現状を見ると分かる通り大成功だったと言える。

課題はWindows向けに過去配信されているソフトウェアの互換性とその性能だ。

ARMについての技術的解説(気になる人向け)

コンピューターには人間の脳みそ的役割を担うCPUという部品が組み込まれており、このCPUがどういった言語でプログラムと情報の伝達を行うか、という点が通常のWindowsと今回のARM版Windowsの大きな違いだ。

IntelやAMD(Ryzen CPU)が利用しているのがx86という言語で情報伝達しているとすると、今回紹介するM1 Macや中華製スマホに利用されているQualcommなどがこのAMDという言語を利用している。

ARM版Windowsのメリット・デメリット

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ARM版Windowsのメリット

上述したように、スマホにとっては当たり前の機能がパソコンでも問題なく発揮されることだ。スリープしているときにスマホはあまり充電がへらないと思うが、これもパソコンにて再現が可能。

また、スリープしているときも外部のネットワークで常時通信が行えることから、Macが長年再現している「Macを探す」などの機能とも非常に相性が良いのだ。

ARM版Windowsのデメリット

まずはじめに具体例を出すが、ARM版Windowsは執筆時点(2021/08/02)ではAdobe Creative Cloudに対応していない
(※米国時間6月28日にOffice Insiderプログラムのテスト向けにARM対応版Officeがリリースされた。)

正式対応していないだけなので、インストールしようと思えばできるし実行も可能だが明らかに性能が低下する。また、このWindows上で動作するアプリケーションは32bit版のアプリと、一部のストアアプリのみという制限がある

こればかりでなく、先程紹介したように元々はスマホを対象とされてきたのがARM。つまり、対応しているメモリやストレージにもある程度成約があるのだ。そのため、ARM搭載のPCに複数ストレージの実装や、容量の大きいデバイスを内蔵させようとしても難しい

まとめ

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本記事ではARM版Windowsについての概要とメリット・デメリットを紹介した。まだまだ制約だらけで、通常のWindowsのような感覚で使うことは難しいかもしれないが、Microsoftが力をいれて開発をすすめている分野ともいえる

今後のMicrosoftが提供する低スペックPCなどはARMが使われる未来も予想できるので、汎用性が広がることを期待したいところだ。

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