2画面スマホって良いですよね、、、。スマホやタブレットを使ったPCレス環境でどこまで仕事を肩代わりできるのかを模索することにハマっています。
スマホでなぜ仕事ができないのか。パソコン向けだけ作られているサービスが利用できないから?という部分も、サービスのクラウド化が進む昨今、Webベースのサービスが当たり前になってきています。
筆者的には、マルチタスクが苦手という部分が大きな理由なのでは?と感じています。やっぱりWebで資料を集めながらブログの執筆がしたい。
こう考えているうちに、2画面スマホの可能性を感じずにはいられません。もはや購入してしまいそう。
ということでこのブログという場を借りて、自分の頭の整理をしながらSurface Duo 2の特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。
Surface Duo 2とは?
2つのディスプレイを搭載したMicrosoft製スマートフォン。OSには自社のWindowsではなくGoogleのAndroidを採用。正直こっちのほうがうれしいですよね。
手帳のように折りたたみ可能で、さまざまなスタイルで使用できる点が最大の魅力。
通常のスマートフォンでマルチタスクをこなそうとすると、いちいちアプリを切り替える必要がありますが、2画面スマホでは2つのアプリを同時に開いて作業することが可能。
というか最近のAndroidだと縦分割できるはできるけど、操作結構手間かかりますよね。
Surface Duoの初代モデルは日本で正式に発売されなかったので、今回紹介するSurface Duo2が日本初上陸の機種となります。
海外から輸入して使用していたユーザーもいたようですが、当時のレビューをみるとマイナスな評価が目立ちました。
Surface Duo 2のスペック
Surface Duo2の主なスペックは以下の通り。
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™888 |
ディスプレイ | ■スマホモード 5.8インチ(有機EL) ■タブレットモード 8.3インチ(有機EL) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB・256GB・512GB |
バッテリー | 4449mAh |
カメラ | ■アウトカメラ メイン1200万画素+超広角1600万画素+望遠1200万画素 ■インカメラ 1200万画素 |
Amazon価格 | 139,999~ |
プロセッサーにはSoCとして最高クラスの性能を持つSnapdragon 888を搭載。
ただの2画面スマホではなく、一般的なハイエンドモデルと同等の高いスペックを兼ね備えています。 RAMの容量は8GBで統一されており、ストレージは128GB・256GB・512GBの3つから選択可能。
また、デュアルSIMとして、物理的なSIMカードのほかeSIMにも対応しているため、仕事用とプライベート用など回線を分けて使用することもできます。
初代ではいまいちだったカメラ性能も格段に向上しており、従来はインカメラひとつだけだったのに対し、このモデルでは望遠・広角・超広角のトリプルリアカメラを搭載。
Microsoft社が頑なにスマートフォンと呼ばなかったというSurface Duoですが、このリアカメラの搭載でよりスマートフォンらしく進化したのではないでしょうか。
Surface Duo 2のメリット
2画面を活かせるパフォーマンス
Surface Duo2最大の特徴であるデュアルディスプレイには、2ni1のように360度回転するヒンジを備えており、シーンに合わせたさまざまな使い方が可能。
Webで情報を集めながら資料を作成したり、会議に参加しながらメモをとったり、ながら作業ができることで作業効率が格段にアップします。
Windowsのように何画面もとはいきませんが、外出先や隙間時間でささっと作業する分には2画面でも十分な性能。ひとつの大きな画面として表示させることもできるので、大画面でのゲームプレイや動画・電子書籍の閲覧にも便利です。
重量は285gで、2画面だからといって特別重いわけではなく、スリムな設計となっているので片手でも楽に持つことができます。自立するので机の上に置いて使うことも可能。
バッテリー持ちが良い
バッテリーの容量は4449mAh。 駆動時間はローカルビデオ再生で最大15.5時間、連続通話で最大28時間となっており、バッテリー持ちはかなり良い方です。
23Wの急速充電にも対応しているので、バッテリーが少なくなっても短時間の充電ですぐに回復できます。 ただ、2画面で使用していると通常より多くのバッテリーを消費するので、場合によっては1画面に切り替えるなどの工夫が必要です。
Surface Duo 2のデメリット
価格が高すぎる
一番のデメリットは価格が高すぎること。
キャリアから発売されていないため端末購入サポート等も使えず、ストレージ容量が128GBのモデルでもAmazonで約14万円という高価格で販売されています。
2画面という独自の特徴をもったスマホではありますが、現状Microsoft製以外で最適化されたアプリが少ないため、使い方によっては不便に感じることもあります。
似たようなことができるiPad miniが7万円代から手に入ると考えると、コストとしては高すぎると言わざるを得ません。
おサイフケータイが使えない
もうひとつ残念なポイントとして、このスマホはおサイフケータイに対応していません。
NFCは搭載しているものの、いわゆるSuicaやiD、楽天Edyなどのキャッシュレス決済が使えないというデメリットがあります。PayPayやLINE Pay、楽天ペイなどのQRコードは使えるので、キャッシュレス決済自体は可能ですが、人によっては使いづらいと感じるかもしれません。
2画面スマホっていう存在もなかなか浸透していない中で、「スマホ」としての機能もイマイチ。
まとめ | 可能性は無限大。でも探り続ける必要アリ
今回は、マルチタスクがはかどる2画面スマホSurface Duo2について解説しました。
価格面などいくつかデメリットはあるにしても、2画面使えるというのはやはり魅力的。 メイン端末として使うには正直不向きなところがありますが、タブレット的な位置付けの2台目として使うには申し分ない性能を持っています。
ただ、サードパーティ製アプリの多くは2画面で使うことを想定して作られていないため、使いたいアプリによっては「思ってたのと違う!」 という結果になることも。
自分でより効率的な使い方を探っていく必要があるので、ある意味無限の可能性を秘めたスマホといえるでしょう。 一言でいえば、ハマる人にはハマるスマホ。活かすも殺すもユーザー次第といったところです。
気になった方はぜひチェックしてみてください。